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カラー化写真で見る沖縄
¥2,200
ホリーニョ(白黒写真カラー化プロジェクト)編 ボーダーインク、2025年2月 <出版社公式WEBサイトより> 戦後80年の節目に発行された本書は、 新規追加分を含む120枚のカラー化写真を 戦前(近代)・戦中・戦後に分けて収録。 各編の解説・監修は 前田勇樹・喜納大作・古波藏契の3氏が務めた。 過酷な歴史の流れに 翻弄されてきた沖縄の人たちが、 一枚の写真をはさんだ向こう側では 今も生きている。 色鮮やかによみがえった写真から、 あの時代、あの場所に確かにいた人々の 息づかいを感じとってほしい。 ●編者略歴 ホリーニョ。1979年兵庫県西宮市生まれ。現在は大阪市在住、IT系企業に勤める会社員。沖縄の戦前~戦後の白黒写真をカラー化する活動をしている。カラー化写真は、X(旧ツイッター)やinstagramにて発信。 ●監修者略歴 前田勇樹(まえだ・ゆうき)。1990年、福岡県生まれ。琉球大学附属図書館一般職員/沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員。専門は琉球沖縄史。第44回沖縄文化協会賞「比嘉春潮賞」を受賞。著書に『沖縄初期県政の政治と社会』、共著書に『つながる沖縄近現代史』などがある。 喜納大作(きな・だいさく)。1984年、沖縄県生まれ。沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員。専門は琉球沖縄史。2018〜22年に中城村教育委員会の沖縄戦調査および『中城村の戦争遺跡』、『中城村の沖縄戦 証言編』上下巻の刊行に携わる。 古波藏契(こはぐら・けい)。1990年、沖縄県生まれ。明治学院大学社会学部付属研究所研究員/栄町共同書店運営メンバー。専門は沖縄現代史。主著『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』(有志舎、2023年)で社会政策学会奨励賞を受賞。共編著に『つながる沖縄近現代史』、監修に『「守礼の光」が見た琉球』などがある。
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沖縄レトロマッチの世界
¥1,980
グラフィックデザイナー・ぎすじみちさんの手がけるヴィジュアルブック3作目。 「オキナワノスタルジックタウン」「OKINAWA NOSTALGIC STREET」の次はマッチ! 時代を反映する愛らしい小箱、思わずほ〜!となるキャプションと併せてお楽しみください。 <出版社より> カフェ&バー・料亭・ビヤレストラン・ 喫茶店・銀行・ボウリング場・保険商品まで! レトロで愛らしいデザインに魅了。 オキナワの昭和時代を彩ってきた広告マッチコレクションを大公開。 PART01「ナイトタウンにマッチの香り」 PART02「日常の中のレトロマッチ」 ●A5判128ページ ●定価1980円(本体1800円+税) ●ぎすじみち 写真・文
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写真集 Condition Rainbow
¥9,900
オキナワンロックの伝説、ひげのかっちゃん。 パートナーとして17年間彼を撮り続けたnoricoさんの想いの詰まった素敵な写真集です。 受け取った時の感動は言い表せないです。 随所に嬉しいサプライズも。 ぜひお手に取ってご覧ください。 <オフィシャルより> 「写真集 Condition Rainbow」 A4定型/全304頁/並製 ベトナム戦争時代、アメリカ軍基地を抱えるコザでは、戦争に駆り出される若い米兵たちが、夜な夜な、街に繰り出し、ライブハウスにたむろしていた。そんな米兵たちを相手に、蛇を食いちぎり、鶏の血を啜るなど、過激なパフィーマンスで圧巻のステージを繰り広げたのが、1971 年結成の伝説のロックバンド、コンディション・グリーンのボーカル “ひげのかっちゃん” こと、川満勝弘。 2006年7月2日、写真家のnorico は、旅行で訪れた沖縄・コザで、この “ひげのかっちゃん” に出会う。以来、彼を撮影することがライフワークとなったnorico は、いつしか彼のパートナーとなり、彼が亡くなる2023年4月20日、その最後の瞬間までそばに寄り添い、シャッターを押し続けた。 “ひげのかっちゃん” が亡くなって一年、この夏、発表されるこの写真集は、基地の街・コザで、音楽を通して、沖縄に生きる人々を奮い立たせてきた伝説のロックミュージシャンの生き様を写し出したものでありながら、同時に、パートナーとしてともに生きたnorico だからこそ撮れた、ひとりのチャーミングで豪快な男の姿が数多く収録されている。 *写真集の中には、norico による、かっちゃんとの日々を綴った原稿が入ります。 *かっちゃんが遺した、学生時代から70年代のコンディション・グリーン時代の写真も含まれています。 *中には、かっちゃんが残した手書きの詩が挟み込みされます。 *カバーのタイトルはレインボー箔となります。 Photographs norico Art Direction&Design 末吉努 Editorial 川口美保 (CONTE MAGAZINE) Condition Rainbow The legendary "Hige no Katchan" of the Okinawa rock band CONDITION GREEN, who shook American soldiers with his radical performances during the Vietnam War era. His partner, photographer Norico, lived with him and photographed him for 17 years. - Photographer: @norico.yo Editorial: @kawaguchimiho Art direction & design: Tsutomu Sueyoshi Publisher: norico Year: 2024 Pages: 304 Size: H210×W297mm Format: Paperback
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写真詩集 おかえりの場所から
¥1,430
なぜか懐かしさを感じる、あたたかな写真詩集。 プレゼントにもおすすめです。 <リリースより> 沖縄・今帰仁村の風景と、あんまり関係ない言葉と。 沖縄で生まれ育ったかどうかにかかわらず、懐かしさをおぼえてもらえるんじゃないかと思います。 わすれていた幸福に出くわす、そういう本になるかもしれません。わかりません。必要な人のもとに届いてくれるとうれしいです。 写真:ハーコ 文:いしばしあきふみ デザイン:オクマタモツ 仕様:A5、無線綴じ 38ページ、オールカラー
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オキナワノスタルジックストリート
¥2,640
オキナワノスタルジックストリート ぎすじみち 写真・文 A5判160ページ ボーダーインク 2023年7月 【出版社より】 「通りで出会った なつかしい景色。 なつかしい記憶。」 いつもの街で見つけた あたりまえの風景が 特別なものになる ノスタルジックストリート 路地裏・建物・看板 市場・マチヤグヮー ヴィンテージな品…… デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪シリーズ最新作。 ーーーーーーーーーー
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オキナワノスタルジックタウン
¥2,640
オキナワノスタルジックタウン ぎすじみち 写真・文 出版 ボーダーインク A5判160ページ 【出版社より】 「いつか無くなってしまうかもしれない風景を ここにとどめておきたくて」 いつもの街で見つけた ノスタルジックなたたずまい。 もう消えてしまった風景。 市場・商店・喫茶店・食堂・映画館・ヴィンテージ品 沖縄レトロ建築物と面白看板…… アメリカ世を思わせる建物まで デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪。 ●著者略歴 ぎすじ みち 1973年那覇市生まれ。本職はデザイナー。高校時代に雑誌宝島の連載「VOW」に影響を受け、街の面白風景を趣味で撮り始める。それをきっかけに長い時間を経た建築物や看板の存在感に惹かれていく。フィルムカメラやデジカメを経て、インターネットと携帯電話の普及により、SNSで日々おもしろさを感じる写真を投稿しながら、いつしかライフワークのように味わいのある風景を探し続けている。 ーーーーーーーーーー
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市場んちゅ 那覇市第一牧志公設市場
¥1,100
市場んちゅ 豊里 友行 写真集 発行:沖縄書房 発売元:榕樹書林 A4横判、並製、64頁、モノクロ写真 <出版社より> 沖縄を代表する「顔」であり沖縄の「台所」として長年多くの人々に愛された牧志公設市場は、老朽化に伴う建替・再開発のため今年の7月、仮設市場への移転を余儀なくされた。本書は、移転を前に市場で働いている人々の表情を限りない親しみと愛をこめて描いた記録である。そこには沖縄の戦後史が凝縮された空間が拡がり、市民の食と生活を支えてきた人々の生きる力とエネルギーが満ちあふれている。そして、写真家豊里友行の新しい試みは、市場の人々が希望を呼び覚ますことに成功しているのではないだろうか。牧志の市場に集い、働く人々の「顔」と精力的に今の断面を撮り続ける著者の第8写真集!! ーーーーーーーーーーーー
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神と仏のスピリチュアルロード 生きゆく祈り・死にゆく瞑想
¥3,850
神と仏のスピリチュアルロード 生きゆく祈り・死にゆく瞑想 須藤 義人 著 B5横版、並装、160頁 榕樹書林 【出版社より】 日本人がかつて、「天竺」として憧れた異郷・・・。インド・ネパール・スリランカを含む広大な空間である「ジャンブディーパ」は、日本人にとっては遙かなる魂の故郷でもあった。琉球にも海の道を通じて、ヒンドゥの神々とお釈迦様の教えは伝わってきた。私は、2017年から2019年にかけて、アジア一帯に広まった神と仏を生み出した人々の心象風景を見つめてきた。テーラワーダ仏教の一僧侶となって、授かった戒名である「ダンマクサラ」(法善) の五感と心で観察し続けたのである。生と死の瞑想をしながら、人々の「生きたいという心」と「死にたいという体」を見つめて呼吸をし、徐々に「生きゆく祈り」と「死にゆく瞑想」を日常的にしている情景に溶け込んでいった。それによって、神と仏の故郷である「ジャンプディーパ」が、日本人にとっての理想郷「天竺」になる前の〈かたち〉を知ることにもなったのである。 ーーーーーーーーーー
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がじゅまるブックス19 原郷のニライカナイへ 琉球の魂の聖地 久高島
¥1,320
がじゅまるブックス19 原郷のニライカナイへ 琉球の魂の聖地 久高島 須藤 義人 著(沖縄大学教授) A5判、並製、116頁、写真図版65点 榕樹書林 【出版社より】 十二年に一度の琉球王国成立に関わる祭祀としてのイザイホーは、一九七八年をもって中止となり、その後も再開には至っていない。祭祀をになう神人のにない手が過疎に伴って不在となったことによるものだが、イザイホーをめぐる議論は今もなお熱く続いている。それはそれとしても、イザイホーが中止になったとはいえ、久高島には今も多くの人が住み、それ以外の祭祀を黙々と受けつぎ、島の発展の為に力を尽して生きている。 本書は最後のイザイホーの後、島の人々がいかに島の生活を祭祀と共に生きてきたのかを淡々と記録するとともにその聖なる領域との魂の交感をうたい上げ、島の未来への希望を記した映像民俗学のマニフェストである。 写真六五点は島の人々の祭祀と生活を余すところなくとらえ、久高島がなにゆえに「聖地」なのかを読者に提示してくれるであろう。 ーーーーーーーーーーー