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「守礼の光」が見た琉球
¥2,640
「守礼の光」が見た琉球 ー写真が語るー 米軍統治下のプロパガンダ誌は沖縄をどう描こうとしたか ボーダーインク編集部・編 監修 古波蔵契 ー出版社webサイトよりー 『守礼の光』とは、米軍の心理作戦部隊が発行した沖縄社会の発展と人々の暮らしを為政者の視点で切り取ったプロパガンダ雑誌で、1959年1月から1972年5月まで、通算160号と付録の特集号が刊行された。 米軍統治下の沖縄における為政者の視点そのものを映した鏡として、歴史的価値が注目されている。 本書は、『守礼の光』からの写真を多数使用して、戦後復興の沖縄社会の様子と、その背景にある世界情勢を解説するビジュアルブックである。
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市場んちゅ 那覇市第一牧志公設市場
¥1,100
市場んちゅ 豊里 友行 写真集 発行:沖縄書房 発売元:榕樹書林 A4横判、並製、64頁、モノクロ写真 <出版社より> 沖縄を代表する「顔」であり沖縄の「台所」として長年多くの人々に愛された牧志公設市場は、老朽化に伴う建替・再開発のため今年の7月、仮設市場への移転を余儀なくされた。本書は、移転を前に市場で働いている人々の表情を限りない親しみと愛をこめて描いた記録である。そこには沖縄の戦後史が凝縮された空間が拡がり、市民の食と生活を支えてきた人々の生きる力とエネルギーが満ちあふれている。そして、写真家豊里友行の新しい試みは、市場の人々が希望を呼び覚ますことに成功しているのではないだろうか。牧志の市場に集い、働く人々の「顔」と精力的に今の断面を撮り続ける著者の第8写真集!! ーーーーーーーーーーーー
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ウチナーンチュの貌
¥2,420
ウチナーンチュの貌 東 邦定 著 沖縄タイムス社 A5版変形/336ページ 【出版社より】 世替わりを生きた沖縄人(ウチナーンチュ)167人の貌を写真家の東邦定が撮影。 次世代の沖縄を生きる人々に伝えるそれぞれの生き様とメッセージ。 ーーーーーーーーーーー
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オキナワノスタルジックタウン
¥2,640
オキナワノスタルジックタウン ぎすじみち 写真・文 出版 ボーダーインク A5判160ページ 【出版社より】 「いつか無くなってしまうかもしれない風景を ここにとどめておきたくて」 いつもの街で見つけた ノスタルジックなたたずまい。 もう消えてしまった風景。 市場・商店・喫茶店・食堂・映画館・ヴィンテージ品 沖縄レトロ建築物と面白看板…… アメリカ世を思わせる建物まで デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪。 ●著者略歴 ぎすじ みち 1973年那覇市生まれ。本職はデザイナー。高校時代に雑誌宝島の連載「VOW」に影響を受け、街の面白風景を趣味で撮り始める。それをきっかけに長い時間を経た建築物や看板の存在感に惹かれていく。フィルムカメラやデジカメを経て、インターネットと携帯電話の普及により、SNSで日々おもしろさを感じる写真を投稿しながら、いつしかライフワークのように味わいのある風景を探し続けている。 ーーーーーーーーーー
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オキナワノスタルジックストリート
¥2,640
オキナワノスタルジックストリート ぎすじみち 写真・文 A5判160ページ ボーダーインク 2023年7月 【出版社より】 「通りで出会った なつかしい景色。 なつかしい記憶。」 いつもの街で見つけた あたりまえの風景が 特別なものになる ノスタルジックストリート 路地裏・建物・看板 市場・マチヤグヮー ヴィンテージな品…… デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪シリーズ最新作。 ーーーーーーーーーー
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写真集 島の美容室
¥1,980
写真集 島の美容室 写真・文 福岡 耕造 ボーダーインク 刊 A5横判 88頁(オールカラー) 【出版社より】 沖縄・渡名喜島. 四百人が住むその島で月に十日だけあいている、美容室の物語。 写真家・福岡耕造が、沖縄の離島で出会った美容師と、 その美容室にくる島の人々のポートレート、 島の心象風景、島民の生活などに迫った、 映画の始まりのような写真集。 ●著者略歴 福岡耕造(ふくおか こうぞう) 写真家。1960年長野県松本市生まれ。広告、出版を中心に活動し、独自の作品を発表し続ける。 ーーーーーーーーーー 毎月10日間、茨城から渡名喜島に通って美容室をされていた福田隆俊さん。 美容室が開く10日間、毎月素敵な時間が流れていたんだろうな、と思います。 2017年の3月で福田さんは渡名喜島の美容室を引退。 その後4月に神保さんが引き継がれたそうです。 しかしながらその後コロナ渦で休止をせざるを得なくなった、というニュース記事を見かけました。 落ち着いてきた今、再開できるといいなと思っています。
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がじゅまるブックス17 沖縄・宮古島 島尻の秘祭 ウヤガン 大城弘明 フォト・アイ
¥1,430
がじゅまるブックス17 沖縄・宮古島 島尻の秘祭 ウヤガン 大城弘明 フォト・アイ 大城 弘明 著 A5判、112頁、並製 カラー16頁+モノクロ82頁 榕樹書林 【出版社より】 琉球列島の魂の基層をなす様々な民俗祭祀の中でも最も秘密のベールに覆われた祭と言われるウヤガンは、宮古大神島とその対岸にある島尻・狩俣の三カ所で執り行われている。この祭りは部外者には見ることを許されず、その実像は不明のままであった。 1970年代に入り、一部解禁され、当時民俗学徒であり新参のカメラマンであった著者は許可を得て、その一部の撮影に挑むことが出来た。本書はその成果である。 ウヤガンは男子禁制の祭りであり、又、その祭場には何人も入ってはならず、その他様々なタブーの中で行われる祖神を祭る行事である。神となったシマの女達が苦行ともいえる5日間に渡るその様は部外者を圧倒するものがある。 この祭りも1990年代に入って中断し再開を志すも、そのメドはたっていない。このまま幻の秘祭とならねばよいのだが。 尚、ウヤガンの他に、宮古の奇祭と言われるパーントゥの記録も収録されている。沖縄の民俗写真の精華と言っていい写真集である。 ーーーーーーーーーーー
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がじゅまるブックス19 原郷のニライカナイへ 琉球の魂の聖地 久高島
¥1,320
がじゅまるブックス19 原郷のニライカナイへ 琉球の魂の聖地 久高島 須藤 義人 著(沖縄大学教授) A5判、並製、116頁、写真図版65点 榕樹書林 【出版社より】 十二年に一度の琉球王国成立に関わる祭祀としてのイザイホーは、一九七八年をもって中止となり、その後も再開には至っていない。祭祀をになう神人のにない手が過疎に伴って不在となったことによるものだが、イザイホーをめぐる議論は今もなお熱く続いている。それはそれとしても、イザイホーが中止になったとはいえ、久高島には今も多くの人が住み、それ以外の祭祀を黙々と受けつぎ、島の発展の為に力を尽して生きている。 本書は最後のイザイホーの後、島の人々がいかに島の生活を祭祀と共に生きてきたのかを淡々と記録するとともにその聖なる領域との魂の交感をうたい上げ、島の未来への希望を記した映像民俗学のマニフェストである。 写真六五点は島の人々の祭祀と生活を余すところなくとらえ、久高島がなにゆえに「聖地」なのかを読者に提示してくれるであろう。 ーーーーーーーーーーー
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神と仏のスピリチュアルロード 生きゆく祈り・死にゆく瞑想
¥3,850
神と仏のスピリチュアルロード 生きゆく祈り・死にゆく瞑想 須藤 義人 著 B5横版、並装、160頁 榕樹書林 【出版社より】 日本人がかつて、「天竺」として憧れた異郷・・・。インド・ネパール・スリランカを含む広大な空間である「ジャンブディーパ」は、日本人にとっては遙かなる魂の故郷でもあった。琉球にも海の道を通じて、ヒンドゥの神々とお釈迦様の教えは伝わってきた。私は、2017年から2019年にかけて、アジア一帯に広まった神と仏を生み出した人々の心象風景を見つめてきた。テーラワーダ仏教の一僧侶となって、授かった戒名である「ダンマクサラ」(法善) の五感と心で観察し続けたのである。生と死の瞑想をしながら、人々の「生きたいという心」と「死にたいという体」を見つめて呼吸をし、徐々に「生きゆく祈り」と「死にゆく瞑想」を日常的にしている情景に溶け込んでいった。それによって、神と仏の故郷である「ジャンプディーパ」が、日本人にとっての理想郷「天竺」になる前の〈かたち〉を知ることにもなったのである。 ーーーーーーーーーー