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オトナのひとり住まい
¥1,430
発行・企画・制作:アートアンドクラフト(A&C) 2024年12月1日発行 編集:竹内厚 デザイン:掛川千秋 表紙画:高山燦基 <アートアンドクラフト公式より> ごきげんなひとり住まいとは? アートアンドクラフトの『オトナのひとり住まい』の本が完成しました。 ================== リノベーションに30年以上関わってきたアートアンドクラフトが集めた、ひとり住まいの哲学。 寄稿、漫画、エッセイ、インタビュー、コラム、SNSでのアンケートのほか、リノベーション実例も多数収録。どこから読んでも面白い、盛りだくさんの1冊です。 =CONTENTS= 【寄稿】 「オトナひとり住まいの幸福論」 中谷ノボル(A&C顧問) 「岸里。そこは西成のビバリーヒルズ」 松尾修平(編集者) 「あと何回引越しができる?」 岡崎麗(株式会社 原窓) 「泣く権利」 橋爪志保(歌人) 「ひとり暮らし憧れ、ひとときのパラレルワールド」 平野愛(写真家) 「廃屋というセカンドハウスを手に入れよう」 西村周治(廃屋ジャンキー) 「独身貴族のリアルなところ」 馬渕直人(IT系の何でも屋さん) 「22歳の妄想ひとり暮らし考」 山﨑博子(大阪R不動産スタッフ) 「和歌山の山間地域でひとり」 うえはらにいな(大阪→和歌山移住者) 【マンガ】 「とおくはなれて地球にひとり」 MISSISSIPPI(画家) 【みんなの声】 ひとり住まいエピソード編/ 未来のひとり住まい妄想編 【対談】 設計者とオトナのひとり住まいを語る。 【インタビュー】 ある設計者のひとり住まい遍歴 【映画レビュー】 「街と地続きのひとり暮らし空間の映画」 堀口徹(建築映画探偵) 【エピローグ】 「ひとり住まいの未来へ」松下文子(A&C副社長)
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東京の古本屋
¥2,200
「東京の古本屋」 橋本 倫史 著 本の雑誌社 2021年9月 *サイン本です。 <帯より> 古本を売る。それを生業とする。 古本屋の店主と過ごした3日間。 開発、オリンピック、感染症__。 揺れ動く東京で商いを続ける10軒に、密着取材を敢行した。 古本屋に流れる時間から、東京の姿が立ち上がる。 ー目次 はじめに 古書 往来座(池袋) 盛林堂書房(西荻窪) 丸三文庫(早稲田) BOOKS青いカバ(駒込) 休業中の古書 往来座 古書ビビビ(下北沢) 岡島書店(立石) コクテイル書房(高円寺) 北澤書店(神保町) 古書みすみ(小金井) 休業中の古書みすみ 古本トロワ (無店舗) おわりに 本の雑誌社のWEBサイト「WEB本の雑誌」では、 書籍の刊行を記念して、市場の古本屋ウララ店主の宇田智子さんとの対談が掲載されています。 そちらもぜひご覧ください。 https://www.webdoku.jp/column/hashimoto/
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そして市場は続く
¥2,200
橋本 倫史 著 発行 本の雑誌社 2023年3月 <帯より> 変わっていく風景、続いていく暮らし。 70年以上の歴史を持つ沖縄県那覇市の第一牧志公設市場。地元で愛され観光地としても賑わう場所の立て替え工事は、市場界隈の人々にどんな影響を及ぼしたのか。ひとつの街の変化から見えてくる時代の相貌を、4年間にわたる丹念な取材で捉えた濃厚な記録。 目次 まえがき [2019年度] 節子鮮魚店 江島商店 三芳商店 末廣ブルース 末廣製菓 サイン美広社 [2020年度] 市場の古本屋ウララ 那覇市第一牧志公設市場組合 津覇商店 下地力商店 上原パーラー パーラー小やじ 地域情報誌「み~きゅるきゅる」 沖宮 仲村アクセサリー 旧・若松薬品 [2021年度] 赤とんぼ OKINAWA VINTAGE 魚友 松原屋製菓 松本商店 カリーム・ワークス 丸安そば むつみ橋かどや 小禄青果店 仲里食肉 大和屋パン [2022年度] MIYOSHI SOUR STAND 翁長たばこ店 琉宮 セブン‐イレブン新天地浮島店 はま食品 市場中央通り第1アーケード協議会 お食事処 信 大城商店 ブーランジェリー・プレタポルテ てる屋天ぷら店 Cafe Parasol SOUKO 平田漬物店 小さな街に通い続けた4年間のこと。 あとがき
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市場界隈 那覇市第一牧志公設市場界隈の人々
¥2,035
橋本倫史 著 本の雑誌社、2019年5月 <帯より> 変わりゆく市場界隈、働く人々の日常________ 2019年6月に建て替えを迎える沖縄県那覇市の第一公設市場。 戦後の闇市を起源に持ち、70年以上の歴史を抱える市場に通い詰めて、界隈の人々を取材しました。 浮かび上がる沖縄の昭和、そして平成。 観光で触れる沖縄とはちょっとちがう、市場界隈の人々の記録です。
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かたりあう沖縄近現代史ー沖縄のこれからを引き継ぐための七つのムヌガタイ
¥2,640
前田勇樹・古波藏契 編 ボーダーインク、2025年1月 <出版社公式WEBサイトより> 大好評を博した『つながる沖縄近現代史』に続く、待望の第二弾! いちど話してみたかった! 思想的水脈を世代をこえて未来へつなぐ 七つのトーク・セッション 若き研究者・実践者から先輩方へ 今だからこそ問いたい 沖縄近現代の物語り[ムヌガタイ] さまざまな示唆に富むトーク・セッション―琉球史研究の変遷・移民史・民衆史・ジャーナリズム・沖縄戦の記憶継承・平和教育・島嶼経済と自立・フェミニズムと社会変革・沖縄学が開く場・教育史― 沖縄のこれからを引き継ぐために 前田勇樹 本書を手にとられた皆さんは、「あの時、あの人にこの話聞いておけばよかった…」「あの話って何だったっけ? なんでメモしなかったんだろう…」という経験が大なり小なりあるのではなかろうか。それは、他愛のない両親の馴れ初めの話かもしれないし、大物政治家のオーラルヒストリーかもしれないし、はたまた近親者の経験した壮絶な戦争体験の話かもしれない……歴史研究の世界においても、たびたびそういった想いに駆られることがある。とくに、二〇二四年は大先輩から身近な方まで、多くの沖縄研究者の訃報に接する一年となった。改めて、いま先輩(しーじゃー)方に聞いておくべきことは何なのか、若手がそれぞれの立場や問題意識に立脚し、対話を通した継承を試みた記録が本書である。 世代を超えて問いを共有する 古波藏契 ……今回の企画では、世代間の断絶に焦点を当てている。自分達の議論が先行する議論の積み重ねに連なっているのか点検するとともに、理解し難い部分や未解決の問題をあぶり出し、考え続けるべき問いとして設定し直す。そのための方法として、編者を含めた若手・中堅の研究者・実践者と、同じ分野で活躍してきた上の世代との対談という方法を採った。 上の世代の面々は、同じ分野に身を置く人なら一度は名前を耳にするベテランあるいはレジェンド達だ。今も様々な媒体で精力的に書いたり喋ったりしているメンバーだから、その著書を読めば、だいたいの考えは把握することができる。他方、その議論を後続世代がどのように受けとめられているのかと言えば、必ずしも明らかではない。本人がこだわり抜いた部分ほど、現役世代にとっては理解し難く、取扱いに難儀するからなおさらだ。世代が違えば、立場も経験も違う。対談相手となる若手・中堅の役割は、そうした違いを超えて共有すべき問いを発見していくことだった。 目次 はじめに 沖縄のこれからを引き継ぐために 前田勇樹 シン・琉球史の時代へ 高良倉吉/前田勇樹 「安良城ショック」から「首里城焼失、再建」まで 現在進行形の「沖縄民衆史」を記す 三木 健/森 亜紀子 西太平洋「オキネシア」としての琉球弧から 歴史としての地元を掘る 謝花直美/石垣綾音・狩俣日姫 沖縄戦の記憶継承とメディア・平和教育と街づくり 島嶼としての沖縄経済の自立は可能か 嘉数 啓/秋山道宏 戦後の貧困から沖縄の将来像を通して 「うない」が広げた女性たちの結(ゆい) 高里鈴代/玉城 愛 構造的暴力に抗い社会を変革するために 伊波普猷を読むということ 冨山一郎/崎濱紗奈 「沖縄学」の現在 教育熱心な沖縄をひも解く 浅野 誠/古波藏 契 リーダーシップ論から働き方の獣道まで おわりに 世代を超えて問いを共有する 古波藏契 ●編者略歴 前田 勇樹(まえだ ゆうき) 一九九〇年福岡県生まれ。琉球大学附属図書館一般職員/沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員。専門は琉球沖縄史。第四四回沖縄文化協会賞「比嘉春潮賞」を受賞。著書に『沖縄初期県政の政治と社会』、共著書に『つながる沖縄近現代史』など。 古波藏 契(こはぐら けい) 一九九〇年沖縄県浦添市生まれ。明治学院大学社会学部付属研究所研究員。博士(現代アジア研究)。戦後沖縄を対象とした歴史社会学研究の他、栄町共同書店の運営、自治体・省庁等のコミュニティ政策に携わる。主著に『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』(有志舎、二〇二三年)、ボーダーインク編『守礼の光が見た琉球』(監修、ボーダーインク、二〇二四年)、「日常のなかの冷戦」(歴史学研究会編『日本復帰50年:琉球沖縄史の現在地』東京大学出版会、二〇二四年)など。
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カラー化写真で見る沖縄
¥2,200
ホリーニョ(白黒写真カラー化プロジェクト)編 ボーダーインク、2025年2月 <出版社公式WEBサイトより> 戦後80年の節目に発行された本書は、 新規追加分を含む120枚のカラー化写真を 戦前(近代)・戦中・戦後に分けて収録。 各編の解説・監修は 前田勇樹・喜納大作・古波藏契の3氏が務めた。 過酷な歴史の流れに 翻弄されてきた沖縄の人たちが、 一枚の写真をはさんだ向こう側では 今も生きている。 色鮮やかによみがえった写真から、 あの時代、あの場所に確かにいた人々の 息づかいを感じとってほしい。 ●編者略歴 ホリーニョ。1979年兵庫県西宮市生まれ。現在は大阪市在住、IT系企業に勤める会社員。沖縄の戦前~戦後の白黒写真をカラー化する活動をしている。カラー化写真は、X(旧ツイッター)やinstagramにて発信。 ●監修者略歴 前田勇樹(まえだ・ゆうき)。1990年、福岡県生まれ。琉球大学附属図書館一般職員/沖縄県立芸術大学附属研究所共同研究員。専門は琉球沖縄史。第44回沖縄文化協会賞「比嘉春潮賞」を受賞。著書に『沖縄初期県政の政治と社会』、共著書に『つながる沖縄近現代史』などがある。 喜納大作(きな・だいさく)。1984年、沖縄県生まれ。沖縄国際大学南島文化研究所特別研究員。専門は琉球沖縄史。2018〜22年に中城村教育委員会の沖縄戦調査および『中城村の戦争遺跡』、『中城村の沖縄戦 証言編』上下巻の刊行に携わる。 古波藏契(こはぐら・けい)。1990年、沖縄県生まれ。明治学院大学社会学部付属研究所研究員/栄町共同書店運営メンバー。専門は沖縄現代史。主著『ポスト島ぐるみの沖縄戦後史』(有志舎、2023年)で社会政策学会奨励賞を受賞。共編著に『つながる沖縄近現代史』、監修に『「守礼の光」が見た琉球』などがある。
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2024年の本部町営市場
¥1,980
「2024年の本部町営市場」 橋本 倫史 編 発行:HB BOOKS 発売:株式会社トゥーヴァージンズ 四六判 360ページ <HB BOOKSより> 2024年9月。沖縄本島北部に位置する本部町営市場は、突如として解体の方針が発表された。 市場が、古い町並みがなくなるとき、わたしたちは何を失ってしまうのだろうか?それを考えるためにも、市場の店主ひとりひとりの語りに、耳を傾けてみたいと思う。 <編者noteより> 市場がなくなると、そこに続いてきた営みが消し去られてしまう。そこにどんな時間が流れてきたのか、どうにか今のうちに書き留めておきたい。それも、「市場で働く人の声」と、ひとまとめにしてしまうのではなくて、そこで働くひとりひとりの声を記録しておきたいと思い、現在市場で営業しているすべてのお店に取材することに決めました。 _______________________ 目次 ◉聞き書き 仲村商店 浦崎精肉店 西平精肉店 古堅精肉店 金城鮮魚店 友寄商事 コスメティックさくら にしき屋 Ribbon 玉城商店 いちばキッチン 島しまかいしゃ Half Time Cafe シーサーや いっぷく家 A Gallery 施術処peaceness トータルビューティーM.LUNE すこやか農場 Black Lives Matter Coffee 「本部町営市場と18年」 知念正作(自家焙煎珈琲みちくさ)、知念沙織(市場豆花店) ◉寄稿・談話 「市場の生まれ変わり」新城和博(編集者) 「1979年、沖縄」岡本尚文(写真家) 「一期生の思い出」知念正昭(元・本部高校校長) 「建築が語る市場の記憶:本部町営市場」普久原朝充(建築士) 「まちづくりはひとづくり」宮島真一(「シアタードーナツ」代表) 「迷子になる」山本ぽてと(ライター・編集) 「安心な市場」宇田智子(「市場の古本屋ウララ」店主) _______________________
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沖縄レトロマッチの世界
¥1,980
グラフィックデザイナー・ぎすじみちさんの手がけるヴィジュアルブック3作目。 「オキナワノスタルジックタウン」「OKINAWA NOSTALGIC STREET」の次はマッチ! 時代を反映する愛らしい小箱、思わずほ〜!となるキャプションと併せてお楽しみください。 <出版社より> カフェ&バー・料亭・ビヤレストラン・ 喫茶店・銀行・ボウリング場・保険商品まで! レトロで愛らしいデザインに魅了。 オキナワの昭和時代を彩ってきた広告マッチコレクションを大公開。 PART01「ナイトタウンにマッチの香り」 PART02「日常の中のレトロマッチ」 ●A5判128ページ ●定価1980円(本体1800円+税) ●ぎすじみち 写真・文
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写真集 Condition Rainbow
¥9,900
オキナワンロックの伝説、ひげのかっちゃん。 パートナーとして17年間彼を撮り続けたnoricoさんの想いの詰まった素敵な写真集です。 受け取った時の感動は言い表せないです。 随所に嬉しいサプライズも。 ぜひお手に取ってご覧ください。 <オフィシャルより> 「写真集 Condition Rainbow」 A4定型/全304頁/並製 ベトナム戦争時代、アメリカ軍基地を抱えるコザでは、戦争に駆り出される若い米兵たちが、夜な夜な、街に繰り出し、ライブハウスにたむろしていた。そんな米兵たちを相手に、蛇を食いちぎり、鶏の血を啜るなど、過激なパフィーマンスで圧巻のステージを繰り広げたのが、1971 年結成の伝説のロックバンド、コンディション・グリーンのボーカル “ひげのかっちゃん” こと、川満勝弘。 2006年7月2日、写真家のnorico は、旅行で訪れた沖縄・コザで、この “ひげのかっちゃん” に出会う。以来、彼を撮影することがライフワークとなったnorico は、いつしか彼のパートナーとなり、彼が亡くなる2023年4月20日、その最後の瞬間までそばに寄り添い、シャッターを押し続けた。 “ひげのかっちゃん” が亡くなって一年、この夏、発表されるこの写真集は、基地の街・コザで、音楽を通して、沖縄に生きる人々を奮い立たせてきた伝説のロックミュージシャンの生き様を写し出したものでありながら、同時に、パートナーとしてともに生きたnorico だからこそ撮れた、ひとりのチャーミングで豪快な男の姿が数多く収録されている。 *写真集の中には、norico による、かっちゃんとの日々を綴った原稿が入ります。 *かっちゃんが遺した、学生時代から70年代のコンディション・グリーン時代の写真も含まれています。 *中には、かっちゃんが残した手書きの詩が挟み込みされます。 *カバーのタイトルはレインボー箔となります。 Photographs norico Art Direction&Design 末吉努 Editorial 川口美保 (CONTE MAGAZINE) Condition Rainbow The legendary "Hige no Katchan" of the Okinawa rock band CONDITION GREEN, who shook American soldiers with his radical performances during the Vietnam War era. His partner, photographer Norico, lived with him and photographed him for 17 years. - Photographer: @norico.yo Editorial: @kawaguchimiho Art direction & design: Tsutomu Sueyoshi Publisher: norico Year: 2024 Pages: 304 Size: H210×W297mm Format: Paperback
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オキナワミュージックカンブリア
¥1,980
沖縄のラジオ放送局・エフエム沖縄が、沖縄本土復帰50年記念特別番組として、沖縄のミュージックシーンを1972年から振り返り、2022年5月15日復帰50周年当日に放送した「オキナワミュージックカンブリア」。 50年の音楽紀は1日で語り尽くせるものではなく、その後3回に分けて放送されました。本書はその放送をまとめたものです。 沖縄の音楽史にとってありがたき1冊! <出版社より> 沖縄音楽生命大爆発! アーティストインタビュー、音楽シーン・現場の証言でひもとく1970-2020年代沖縄音楽クロニクル。 沖縄のミュージックステーション「エフエム沖縄」が、本土復帰から50年、沖縄音楽の潮流を掘り下げた特別番組「オキナワミュージックカンブリア」シリーズ、待望の書籍化。 喜納昌吉、紫、りんけんバンド、BEGIN、ジョニー宜野湾、パーシャクラブ、地獄車、MONGOL800、Cocco、Kiroro、HY、イクマあきら、ティンクティンク……貴重なインタビュー、時代の証言多数。 沖縄ポップス、オキナワロック、フォーク、ワールドミュージック、ハードコア、レゲエ、バンドブーム、ヒップホップ、エイサーソング。時代を席巻した沖縄音楽シーンがよみがえる。 [沖縄音楽がブームを巻き起こした時代を、地球で生命が大発生・大爆発した「カンブリア紀」になぞらえました] ●A5変形判ソフトカバー 208ページ ●定価1980円(本体1800円+税) ●エフエム沖縄「オキナワミュージックカンブリア」編
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うんてん洋菓子店詩集
¥2,420
「うんてん洋菓子店詩集」 詩:いしばしあきふみ 絵:へんな 優 装丁:中村活版印刷 豊見城、宣野湾、東京四ツ谷にあるお菓子屋さん「うんてん洋菓子店」のギフトボックスに制作された詩と絵に、書き下ろしを加えた1冊。 たからものにしたくなる、小さな詩集です。
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写真詩集 おかえりの場所から
¥1,430
なぜか懐かしさを感じる、あたたかな写真詩集。 プレゼントにもおすすめです。 <リリースより> 沖縄・今帰仁村の風景と、あんまり関係ない言葉と。 沖縄で生まれ育ったかどうかにかかわらず、懐かしさをおぼえてもらえるんじゃないかと思います。 わすれていた幸福に出くわす、そういう本になるかもしれません。わかりません。必要な人のもとに届いてくれるとうれしいです。 写真:ハーコ 文:いしばしあきふみ デザイン:オクマタモツ 仕様:A5、無線綴じ 38ページ、オールカラー
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オキナワノスタルジックストリート
¥2,640
オキナワノスタルジックストリート ぎすじみち 写真・文 A5判160ページ ボーダーインク 2023年7月 【出版社より】 「通りで出会った なつかしい景色。 なつかしい記憶。」 いつもの街で見つけた あたりまえの風景が 特別なものになる ノスタルジックストリート 路地裏・建物・看板 市場・マチヤグヮー ヴィンテージな品…… デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪シリーズ最新作。 ーーーーーーーーーー
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オキナワノスタルジックタウン
¥2,640
オキナワノスタルジックタウン ぎすじみち 写真・文 出版 ボーダーインク A5判160ページ 【出版社より】 「いつか無くなってしまうかもしれない風景を ここにとどめておきたくて」 いつもの街で見つけた ノスタルジックなたたずまい。 もう消えてしまった風景。 市場・商店・喫茶店・食堂・映画館・ヴィンテージ品 沖縄レトロ建築物と面白看板…… アメリカ世を思わせる建物まで デザイナー・ぎすじみちが1990年代から撮りためた 沖縄各地をめぐる味わい写真探訪。 ●著者略歴 ぎすじ みち 1973年那覇市生まれ。本職はデザイナー。高校時代に雑誌宝島の連載「VOW」に影響を受け、街の面白風景を趣味で撮り始める。それをきっかけに長い時間を経た建築物や看板の存在感に惹かれていく。フィルムカメラやデジカメを経て、インターネットと携帯電話の普及により、SNSで日々おもしろさを感じる写真を投稿しながら、いつしかライフワークのように味わいのある風景を探し続けている。 ーーーーーーーーーー
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市場んちゅ 那覇市第一牧志公設市場
¥1,100
市場んちゅ 豊里 友行 写真集 発行:沖縄書房 発売元:榕樹書林 A4横判、並製、64頁、モノクロ写真 <出版社より> 沖縄を代表する「顔」であり沖縄の「台所」として長年多くの人々に愛された牧志公設市場は、老朽化に伴う建替・再開発のため今年の7月、仮設市場への移転を余儀なくされた。本書は、移転を前に市場で働いている人々の表情を限りない親しみと愛をこめて描いた記録である。そこには沖縄の戦後史が凝縮された空間が拡がり、市民の食と生活を支えてきた人々の生きる力とエネルギーが満ちあふれている。そして、写真家豊里友行の新しい試みは、市場の人々が希望を呼び覚ますことに成功しているのではないだろうか。牧志の市場に集い、働く人々の「顔」と精力的に今の断面を撮り続ける著者の第8写真集!! ーーーーーーーーーーーー
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沖縄美術論 境界の表現 1872-2022
¥2,970
沖縄美術論 境界の表現 1872―2022 翁長直樹 著 四六判/314ページ 【出版社より】 琉球の記憶、沖縄戦、移民、米国統治-。日本の〈境界〉で独自に発展した「沖縄美術」を初めて体系化した著者による初の単行本。 ーーーーーーーーーーーー
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沖縄への短い帰還
¥2,640
沖縄への短い帰還 池澤 夏樹 著 四六判上製本 336頁 ボーダーインク 2016年5月 【出版社より】 旅する人生のなかに 〈沖縄〉という季節があった 池澤夏樹、沖縄の日々を語る! 1994年から2004年まで沖縄で暮らした作家・池澤夏樹が記した、沖縄をめぐるエッセイ、書評、インタビュー、講演、掌編小説を、厳選して収録。 沖縄で暮らした十年と、そこで得た様々な思い。 単行本初収録、多数。 池澤夏樹、19年ぶりの沖縄県産本。前回は『沖縄式風力発言』でまだ那覇に住んでいたころ。あれからいろんなことがありました。 そんな思いをひめながら、ボーダーインクと池澤さんとの長年の結びつきから生まれた企画です。 解説は、宮里千里、編集担当は、新城和博。コラムマガジンWanderでのインタビュー、『島立まぶい図書館から眺め』に収録していた書評などボーダーインクならでのものから、単行本初収録の文章もいろいろ収録しました。 ーーーーーーーーーー
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歩いてみよう!おきなわ軽便鉄道マップ
¥1,540
歩いてみよう! おきなわ軽便鉄道マップ おきなわ散策はんじゃ会 編 ボーダーインク 2008年8月8日 【出版社より】 かつて沖縄を走っていた「軽便鉄道」(ケービン)の足跡をたどる―。 編者の「おきなわ散策はんじゃ会」のメンバーが、軽便線路跡を歩きに歩いて2年半。軽便の名残が見えるスポットから、近くの民俗スポットまで寄り道できる、歩いて楽しい、見て楽しい散策マップができました。 軽便鉄道の歴史を振り返り、各路線の特色を紹介。現在の全駅跡の写真や、みどころスポットの写真も満載です。これ一冊であなたも「鉄ちゃん」「鉄子」になれるかも? 軽便鉄道だけではなく、「民俗学的拝所・御嶽マップ」としても使える(かもしれない!)一冊です。 ー編者紹介ー おきなわ散策はんじゃ会 沖縄大学・南部広域市町村圏事務組合が主催する「観光コース開発とガイド養成講座」より生まれたグループ。以来2年半、週末のたびに軽便鉄道の足跡をたどる巡見を重ねる。メンバーは6人、今ではすっかり「鉄ちゃん」「鉄子」になってしまった。「はんじゃ会」の名前は、リーダーである波平エリ子の名字「波平」のウチナー読みに由来する。波平=「はんじゃ」。 ーーーーーーーーーー
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木にならう 種子・屋久・奄美のくらし
¥1,100
聞き書き・島の生活誌7 木にならう 種子・屋久・奄美のくらし 三輪大介・盛口満 編 ボーダーインク 2011年3月 【出版社より】 沖縄、奄美の戦前・戦後の島の歴史やさまざまな伝承と くらしの知恵を聞き書きでまとめたブックレット第7弾。 ついに完結・理科系ミンゾク学シリーズ! 目 次 第1章 木に教わる暮らし 種子島への移住の話/田んぼのこと/家畜のこと/山の仕事は木に教わります/炭焼きの話/ヤクタネゴヨウについて/さまざまな植物利用 第2章 自分で何もかも作りました マメの栽培について/田んぼの話/昔の暮らし/さまざまな植物利用 第3章 トビウオの寄せる島 私と田んぼ/緑肥の話/馬の話/平木作りは爺さんの仕事/ウナギ捕り/トビウオ捕りを思い出す/田仕事と海と山 第4章 水辺の暮らし 水辺の暮らし/ハマイヌビワとシャリンバイ/染物の話/山の道/マングローブの利用/シイの実と椎茸/薪の話/屋根の話/身の回りの植物利用/ソテツの思い出/水辺の生き物たち/昔と今の違い 第5章 炭焼きが盛んだった頃 田んぼのこと/炭焼きのこと/ノコギリよりも斧のほうが早い/炭俵はどこから? 炭はどこへ?/家の材料/身の回りの植物や動物 第6章 昔の人に笑われるよ 砂糖の話/ケンムン/家の材料/植物の利用法/長生きの秘訣/裸足とハブ/世間知らず 第7章 川も山も海もない 牛を語る/牛と通う山の田/天水とイジュン/潮焚きのこと/子どもの遊び ーーーーーーーーーー
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伊波月城集
¥6,050
伊波月城集 伊波月城研究会 編 A5判/上製本/760ページ 沖縄タイムス社 【出版社より】 西洋文化の紹介者で新派琉歌の歌人、そして普猷の弟― 伊波月城の言葉が現代によみがえる。 1909年~1924年に月城が書いた新聞記事を中心に、琉球大学の研究者らが数十年に渡って集め、注釈を付けた労作。 ーーーーーーーーーー
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おきなわ湧き水紀行
¥1,760
おきなわ湧き水紀行 散策・樋川と井戸 ぐしともこ 著 四六判 192頁 ボーダーインク 2016年11月 【出版社より】 湧き水を訪ねて、小さな旅へ出かけよう! こんこんと湧き出る樋川・井戸は沖縄の人々の生活になくてはならない、シマの宝ものといえる存在です。 「沖縄湧き水FUN倶楽部」代表として、またラジオや講演会活動を通じて発信してきた著著が、湧き水の知られざる魅力をこつこつと書きためた書き下ろしエッセイ。 豊富な写真と地図掲載。 沖縄にある多くの湧き水に出会うきっかけとなって下されば幸いです。 ー著者プロフィールー ぐしともこ(グシトモコ) 那覇出身。浦添市在住。 1998年から2008年の10年間、ラジオ沖縄で放送された「多良川うちなぁ湧き水紀行」のパーソナリティとして、県内の約400カ所のカー(湧き水)を訪ねて取材。 番組終了後、2010年、湧き水に関する情報収集と発信を目的とした『湧き水fun倶楽部』を結成。代表として活動中。 ーーーーーーーーーーー
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琉球の音楽を考える―歴史と理論と歌と三線
¥2,970
琉球の音楽を考える―歴史と理論と歌と三線 金城 厚(東京音楽大学教授) 著 A5判、並製、344頁 榕樹書林 【出版社より】 琉球音楽の発生からその様々な展開と発展、その特質、社会との関わりと今日の姿までを音楽理論をベースに読み聴きとった琉球音楽の総合的入門の書。 著者は本書を通してアジアからの視座のもとでの琉球音楽の独自性とその姿を明らかにし、琉球音楽の全体像の再構築をめざした。 取り上げられているテーマはオモロから始まり、中国音楽との関係、三線の伝来、冊封儀礼との関係、江戸立ち、琉歌との関係、民俗音楽から古典音楽の様々な展開と幅広い。 本書は琉球音楽をこれから学ぼうとする若い人へのテキストとして編まれたが、広く現場で琉球音楽に関わる人の理論構築のテキストとしても活用できる様になっている。矢野輝雄氏の『沖組芸能史話』を乗り越える最高の琉球音楽テキストである。 ーーーーーーーーーー
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琉球弧叢書37 首里城の舞台と踊衣装
¥3,960
琉球弧叢書37 首里城の舞台と踊衣装 茂木仁史・古波蔵ひろみ 著 国立劇場おきなわ 監修 A5判、上製、296頁 榕樹書林 ※令和五年度 本田安次賞 受賞 【出版社より】 本書は「御城舞台の研究」と「踊衣裳と結髪の研究」という二つの論文を収録している。いずれも、琉球国時代の組踊や琉球舞踊の姿を明らかにしようとする試みである。 「御城舞台」とは、琉球国王一世一代の「冊封」に際して首里城の御庭に作られた特設舞台のことである。一七一九年に初めて記録上に現われ、最後の琉球王・尚泰の冊封が行われた一八六六年まで、わずか五回しか姿を見せなかった幻の舞台である。その一五〇年ほどの間にも、芸能の変化に合わせて御城舞台も姿を変えるが、舞台と楽屋を橋掛りでつなぐという能舞台にも似た特殊な形は堅守された。この基本構造は琉球国の芸能の本質と通じ、変化した部分は琉球芸能の現在につながっている。 琉球芸能の「踊衣裳」といえば紅型衣裳に代表されるが、琉球国時代には異なる伝承があった。若衆の凛とした佇まいと色気を際立たせる「板締縮緬若衆衣裳」と、大人の女性の優美な気品を示す「琉縫薄衣裳」である。しかし、当時の衣裳はほとんど伝世されず、技術も廃れたことから幻の衣裳となっていた。本書ではこれまでの研究も踏まえつつ、琉球国の踊衣裳を具体的に示すよう目指したものである。また、結髪や髪飾りなどは近現代に変化したものもあるため、衣裳と一体になって装いを構成するものとして研究対象とした。 琉球国時代の芸能の実態については、明らかにされていないことも多い。今後の研究や公演に本書が寄与することを願うものである。(茂木仁史) ーーーーーーーーーー
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琉球弧叢書36 組踊の歴史と研究―組踊本の校合からみえるもの
¥6,380
琉球弧叢書36 組踊の歴史と研究―組踊本の校合からみえるもの 鈴木 耕太 著(沖縄県立芸術大学准教授) A5判、上製、422頁 榕樹書林 【出版社より】 本書は組踊研究の若手第一人者として活躍する鈴木耕太氏による組踊研究の新しい枠組みと視座をもとにした注目すべき論稿から成り立っている。組踊は中国皇帝の使者冊封使を迎え、歓待する為に、玉城朝薫によって日本の能や歌舞浄瑠璃、更には中国演劇などからも着想を取り入れて作られ、1719年、冊封使徐葆光(じょほうこう)を迎えて初演されたのを契機とし、国家儀礼の一環として発展してきた。琉球処分によって組踊を担ってきた上級士族が地方に分散することによって全琉球文化圏へと拡散し、庶民の芸能となり多くの人々に親しまれている。本書ではその歴史を詳細に調べ上げると共に、上演台本の校合によって組踊の伝播と演出の変化等を明らかにする。組踊研究が日本の芸能史研究あるいは中国芸能の琉球への導入等を踏まえ、その特質を捉え直し、これからの研究の礎石となるであろう。 ーーーーーーーーーー