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越境広場 14号
¥1,980
越境広場 14号 発 行:越境広場刊行委員会 サイズ:A5版/192ページ 発行日:2025年3月25日 【特集】「オキナワ文学」をひらく 〈鼎談〉 沖縄文学の軌跡と展望(新城郁夫、村上陽子、我部聖) 〈沖縄の記憶を掘削(レペゼン)する 豊永浩平の世界〉 インタビュー 豊永浩平氏に聞く(聞き手・我部聖、百次智仁) 断絶と交錯 豊永浩平『月ぬ走いぬ、馬ぬ走い』の試み(村上克尚) 〈論考〉 中国における沖縄文学の翻訳と研究(関立丹) トランスローカリティの可能性としての「沖縄文学」(趙正民) 共通の「母語」としての沖縄文学(朱恵足) 他者化する世界の中で蠢く難民-動物的生 長堂英吉「我羅馬テント村」を読む(呉世宗) 二人の作家の問いと答え 大城立裕と又吉栄喜の試行と挑戦(大城貞俊) 崎山多美のポストコロニアル・ファンタジー「孤島夢ドゥチュイムニ」(スーザン・ブーテレイ) 共に傷つくこと 目取真俊の文学とトラウマの分有について(金ヨンロン) 沖縄の女たちと「わたし」 崎山多美「フウコ、森に立て籠る」(渡邊英理) 〈沖縄文学と私〉 途切れのないささやかな推移・ねじれ 助詞と母語の試み(白井明大) 青学入試問題事件中間総括、そして『月ぬ走いや、馬ぬ走い』(佐藤泉) 〈創作 小説 詩〉 夜に歩くもの(崎浜慎) コンビニでは買えないもの(石川みもり) 猛獣たち 牛 馬 鶏 象(常盤坂もず) 川辺と汽車(白井明大) ===== 【連載時評】 地を這う声のために8(目取真俊) 【投壜通信】 南スーダン・ジュバ訪問記 「ジェンダーと軍事化」会議に参加して(上原こずえ) 【ブックレビュー】 虐殺の記憶と文学の使命 キム・スム『沖縄、スパイ』(呉世宗) 文学の形態で呼び戻される/読み直される戦争裁判 金ヨンロン『文学が裁く戦争』(藤田護) ポスト資本主義のユートピア的ヴィジョンを分かち持つために エドゥアール・グリッサン パトリック・シャモワゾー(中村隆之・訳)『マニフェスト 政治の詩学』(福島亮) 時代との対話のなかで森崎和江を読解しようとるす実践 大畑凛『戦争のインターセクショナリティ 森崎和江と戦後思想史』(茶園梨加) 「生きる」現場に通じる道 崎山多美『石の声は聴こえるか』(鵜飼哲) 「世界」を見る枠組み 佐藤幸男・編『「いくさ世」の非戦論 ウクライナ x パレスチナ x 沖縄が交差する世界』(佐藤泉) 【交差点】 「みしらぬからだ」と ともに(翁長志保子) 二つの戦争体験から(百次智仁) 【執筆者一覧】 【編集後記】(Y、Y、O) 表紙・写真(親川哲)
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神と仏のスピリチュアルロード 生きゆく祈り・死にゆく瞑想
¥3,850
神と仏のスピリチュアルロード 生きゆく祈り・死にゆく瞑想 須藤 義人 著 B5横版、並装、160頁 榕樹書林 【出版社より】 日本人がかつて、「天竺」として憧れた異郷・・・。インド・ネパール・スリランカを含む広大な空間である「ジャンブディーパ」は、日本人にとっては遙かなる魂の故郷でもあった。琉球にも海の道を通じて、ヒンドゥの神々とお釈迦様の教えは伝わってきた。私は、2017年から2019年にかけて、アジア一帯に広まった神と仏を生み出した人々の心象風景を見つめてきた。テーラワーダ仏教の一僧侶となって、授かった戒名である「ダンマクサラ」(法善) の五感と心で観察し続けたのである。生と死の瞑想をしながら、人々の「生きたいという心」と「死にたいという体」を見つめて呼吸をし、徐々に「生きゆく祈り」と「死にゆく瞑想」を日常的にしている情景に溶け込んでいった。それによって、神と仏の故郷である「ジャンプディーパ」が、日本人にとっての理想郷「天竺」になる前の〈かたち〉を知ることにもなったのである。 ーーーーーーーーーー
